Thought Forms' Jamboree

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るしあと思念体達のハチャメチャコメディ(???)

海外のタルパ・思念体コミュニティってどんな感じ?

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るしあ

去年くらいからチラホラと海外思念体コミュニティにも顔を出すようになったるしあです!
今回は私が海外のコミュニティで気付いたことをまとめていきますね♪


「タルパ」、「タルパー」、「思念体」、「保持者」って英語でなんて言うの?

・タルパ → tulpa
・タルパー → tulpamancer
・思念体 → thoughtform
・保持者 → host

と言います!



エレン

ところでさ〜、「tulpa」って検索しても全然タルパー見つからなくない?

るしあ

と、思う人もいるでしょう!(私は初めてTwitterで「tulpa」を検索した時に人少なくね!?と感じました。)




どうして「tulpa」の検索結果が少ないの?

他の人が言っていた通り、「tulpa」で検索するとタルパとは無関係なものまで引っかかって見つかりにくいというのはあるかもしれません。

他の理由で私が気付いた事があるのですが、それは

・「tulpa」の語句の使用を避けている人がいる
・分類が細かい分、名乗る思念体の種類が分散する

ということです。




「tulpa」と文化盗用について

「タルパという語句は文化盗用(cultural appropriation)だ」という意見を何度か見てきました。

文化盗用とは簡単に説明すると、その文化に込められた想いや伝統や歴史をガン無視して間違った形で文化を取り入れたり改変したり伝統衣装を見世物やコスチュームにしたりすることです。その文化の担い手とは異なる人種の人がその文化を取り入れようとした時によく論争になります。

タルパについては、タルパは元々チベット仏教文化のものなので、その名前を借りて西洋魔術の一種とするのは元々の文化に敬意を感じられない!というような論争です。「tulpa cultural appropriation」で検索すれば出てきます。

その争いに関与しないようにするために「tulpa」という語句を避ける人もいます。




「タルパ」の代わりの語句は?

「tulpa」の代わりの語句として最も知られているのが「willogenic system」という言葉です。「willogenic system」はグループ全体を指す言葉なので、タルパ単体を指すのなら「willomate」になります。

このように思念体のグループの事を「〜 system」と呼ぶのが一般的です。「system」という言葉も「解離性同一性障害のふりをしている」と見なされる事があるので代わりに「group」や「crew」などの言葉を使う人もいます。

るしあ

言葉の使い分けが人によってバラバラすぎて似たような概念でも一つの言葉に絞れないってこと。




他にはどんな種類があるの?

たくさんありすぎて自分でも覚え切れていないのでよく名前が出るものや日本の思念体の概念に近いもののみ載せます。



・tulpa → 「タルパは自ら作る存在」と区別している人が多いので日本の型では創造型と変遷型が当てはまりそうです。

・servitor → タルパに似ているが、保持者の下僕としてのみ行動する存在です。

・walk-in → 「突然現れた存在。オート化が完了している事がほとんど」というような説明なので邂逅型や発生型に近いです。精神世界やダイブ界で会った存在も含まれます。

・alter → 「分身」という意味。内在性解離っぽいです。ハイヤーセルフも含まれると思います。

・thoughtform → 「思念体」の意味ですが、日本の思念体とは少し違って、文字通り自我が芽生える前の「思念」である状態に使われます。

・headmate → 頭の中の住人です。日本語では「脳内〇〇」というニュアンスが近いです。

・soulbond → キャラクターに魂が芽生えた存在。「創作していたらいつの間にかキャラクターと会話していた!」という経緯で生まれた存在です。

・endogenic system → トラウマに起因しない(つまり解離性障害ではない)脳内に複数人がいる状態です。多くの思念体はここに当てはまります。

・parogenic system → 自発的に作った存在。タルパ、思念体、soulbondが当てはまります。

gateway system → 外界と内界がリンクしている(どこかで繋がりがある)世界に住んでいる或いはそこから来た存在です。walk-inやdreamway systemが当てはまります。

・dreamway system → MADD(Maladaptive Daydreaming; 過剰空想)によって生まれた存在。砕いて言えば、幼い頃から空想の世界に浸りがちだった人が大人になっても持っているparacosm(想像上の並行世界)から来た存在を指します。




ところでアレはなんて言うの?

依代 → 海外には依代の概念はありません。そのため「依代」に代わる英語は存在しません。

・タル活 → tulpamancy
これは主に「タルパの訓練」という意味合いで使われます。

・五感化 → imposition

・視覚化 → visualization
そのまま(笑)。

・憑依 → Possession
全身の憑依は「Switching」

・ダイブ界 → Wonderland




関連リンク

タルパや思念体について詳しく書かれているサイトをまとめました!



情報サイト
https://www.tulpa.info/
https://wiki.tulpa.info/wiki/Main_Page
https://multiplicity.fandom.com/wiki/Multiplicity_and_Plurality_Wiki
https://pluralpedia.org/w/Main_Page

Q&Aサイト
https://www.reddit.com/r/Tulpas/
https://www.reddit.com/r/plural/
https://www.reddit.com/r/Endogenics/





るしあ

ではもう疲れてきたのでおやすみ!
また加筆するかも〜