Thought Forms' Jamboree

✡Thought Forms' Jamboree✡

るしあと思念体達のハチャメチャコメディ(???)

他人とタルパを共有することについて

時々、タルパク/遠距離通訳/ダイブ界の共有について話題になるのでそれについて考えてみました。


それって何?


タルパクとは……他の人のタルパをパクる事だが、「タルパを誘拐する」というニュアンスでも使われる。

遠距離通訳とは……自分のタルパの存在を他の人に認識してもらい、今何をしているか何を伝えたいのか等を代わりに伝えてもらうこと。

ダイブ界の共有……他の人の精神世界に入ったり(英語圏ではsystem hoppingと呼ばれる)、複数人で同じ世界にダイブすること(=共同ダイブ)。



どれも「他の人のタルパ(や思念体)を認識する」という共通点があります。




そんな事できるの?

はじめにうちの人達の意見をざっくり述べると、

エレンちゃんは

エレン

そんなのできるはずがない!

と言う完全に否定派で、

私はエレンちゃんの意見に近いですが

るしあ

それを信じている人もいるから信じる何らかの理由があるんじゃないかな?

と考えています(否定寄り中立)。

あとの人達は界隈にあまり関わりがないためノーコメントです。



界隈ではできないと考える人が多い印象ですが、中には「ルームメイトと思念体を共有して暮らしています!」という人や「他所の思念体とお付き合いしています!」という人もいるので実際は賛否両論です。




そもそもタルパって何なんだ?思念体って何なんだ?

界隈にはタルパを霊だと捉えている人、脳内現象だと捉えている人、思念体を自分の一部だと捉えている人、全くの別人だと捉えている人など様々な考え方が存在するので一概に「こうだ」とは言えません。
人によってタルパや思念体がどのような存在だと考えているのかがバラバラなので「他人の思念体を認識できる」「いや、それは無理でしょ」と意見が分かれるのだと思います。



私の考えですが、私は思念体を「存在するための情報」と「主観」が合わさった存在だと考えています。

「存在するための情報」とは思念体を区別するために必要なもので、名前や外見などそれを説明されれば「この思念体の事か!」と分かるものです。
「主観」とは保持者自身にしか認識できないものです(ちょっと語弊がある気がするけど他の言葉が思い付かなかった)。保持者と思念体との間にある暗黙の了解などが含まれます。

「存在するための情報」は他人と共有することができますが、「主観」は共有することができません。




真名について

例えば「真名」というものがありますが、それは「保持者と思念体だけがその名前を知っている」という暗黙の了解を生み出して誘拐を防ぐという対策です。

名前であっても公に公開すれば他人と共有できる「情報」になりますし、保持者と思念体だけの秘密にして公の場では仮名を使えば他人とは決して共有できない「暗黙の了解」になります。



真名を付ければ他人に思念体を盗られる事を防げますが、真名を付けなかったら思念体を盗られてしまう危険があるのか?と聞かれたら、私はそうでないと考えています。
真名以外にも思念体と交流を深めていく内に「保持者と思念体だけが知っていること」ができていき、それがタルパク防止のための「暗黙の了解」になると思います。




どうしてタルパクが起きるの?

一方的にパクられたというケース

他の人にタルパをパクられた時に「誘拐された」と考えてしまう人がいる原因は、「タルパの情報をパクられる=タルパの全てを把握される」という考えにあるのだと思います。


解決策

誰かから「タルパや思念体を誘拐した」のような事を言われた場合、信じてしまえば終わりです。
以前に「タルパを誘拐した」と言って脅す人がいました。そういう時に騙されないために自分の思念体と自分自身しか知らない秘密を作っておくことをおすすめします。


共有後のトラブルでも……

一方的なパクリや誘拐でないケースで、「もともと他人とタルパを共有していて、共有をやめた後に両方の元に同じタルパが存在していて、どちらとも保持者だと主張して相手のタルパの存在を否定する」というケースがあります(今回話題になったのがそうです)。


私の考えと解決策

※これは飽くまでも私の考えです。人によって考えは異なるので、もし「そんな風じゃない!」と思ったらスルーして構いません。



先程も言いましたが、私は思念体は他人と共有できる要素と共有できない要素の両方から成り立っていると考えているので、どちらかが別のものに変わったら別の思念体という扱いになると思います。なので本質的に全く同じ思念体を共有することは不可能だと考えています。

それならどうして遠距離通訳や精神世界の共有が一部の人の間で可能なのかというと、その人達は思念体の情報をできる限り多く相手と共有することでほとんどを「共有可能な情報」に変えて、自分の認識する思念体像と相手の認識する思念体像を近付けているからです。思念体の情報を伝えずに共有することはできません。



思念体の情報をあまり伝えていない相手から「あなたの思念体を誘拐した」と言われても「知らない存在をどうやって誘拐するんだ」と思うと思います。
でも日頃から「この子はこんな子なんだ〜」と伝えていて情報がほぼ伝わっている相手から突然「この子はうちの子だ」と言われたら怖くなる人はいると思います。

それは前者の作る(誘拐したと主張する)思念体像は不鮮明なため嘘だとすぐに気付けるけど、後者の作る思念体像は実際の思念体自身と近いために心のどこかで同一視してしまうからです。



私はタルパクは「タルパそのものを誘拐すること」ではなく「既存のタルパのコピー体を作ること」だと考えています。タルパクのうち、別人だと認識できるのが「パクリ」で、同一視してしまったのが「誘拐」です。
そのコピー体を原型に近付ける事によって擬似的な誘拐の状況を作り、相手を錯覚させます。

遠距離通訳や精神世界の共有においてもその「コピー体を作ること」がそれを行うために必須になってくる、しかも遠距離通訳や精神世界の共有を実現させるためにはその思念体をコピーではなく同一人物と見なすことが必要になってくるので他人と思念体の共有を行うと誘拐の被害に遭う危険性が高まります。



思念体の共有を「同じ思念体を複数人で認識すること」ではなく「複数人で思念体のコピーを作りそれぞれを同じ存在に近づけること」と考えると、共有後に双方に同じ(正確には「似た」)思念体が存在してもおかしくありません。どちらにも共有した思念体は存在するということです。

共有後にトラブルが起きた場合、和解できるのが一番ですが、もしそれが無理な場合は「自分の思念体と相手の思念体は似ているけど別の存在」と割り切る事が重要だと思います。
遠距離通訳やダイブ界の共有はやらない方が安全ですが、もしやりたい場合はこういう事も起きるという危険を承知の上でやった方が良いと思います。